夏〜秋 - 海抜−400m

今年の夏はこの曲にやられた

思へば遠くへ来たものだ

久しぶりにここを開いたら、2011年の秋以降、
ほぼスッパリ更新してなかったんだなぁ。

つまり転職してからはほとんど書いてなかったことになる。
今思えば、転職前のひとりフランス旅行なんかは、
記録しといて欲しかったなと思う。過去の自分よ。

転職前は、何だか義務みたいに色々観なきゃいけないような気がして、
休日は美術館に通ったり、映画も今よりずっと観てた気がする。

転職後はというと、仕事に追われて疲れ果てて、
休日は一日中家で寝ていたり、もしくは何故か人との出会いを求めて、
連チャンで呑む予定をつっこんでいたりしたっけ・・
本や漫画を買ってはいたが、きちんと読むところまで気力が続かないことも多かった。

そんな中、自分が何をしたいのか何が好きなのかわからなくなり、
その状態から逃げ出したいのもあって、かねてからぼんやり思案していた、
一人で暮らすということを始めたら、やることがあふれて手に負えなくなり、
さらに仕事とプライベートの人間関係の問題などもあり、ちょっと折れてしまった。

・・ってこういうことが書きたかった訳じゃなかったんだけど、勝手に手が動いてる・・

今年の夏〜秋は、心にガーンと入り込んでくる素晴らしい作品たちに出会えた、
ってことを、過去のエントリをふとのぞいたら書き付けておきたくなったのです。

でもどこが素晴らしいかとかは巧く言葉にできないので、記録しておくだけです。
今のところ。

3D、2D極上爆音、4DXと3回も観に行ってしまったし、3回ともしっかり滾った。
今後もきっと定期的に観たくなる気がする。

純粋に、かっこよかったし、裏切られた。
タランティーノや、キック・アスが好きだったことを思い出した。

久しぶりに、ドキドキすることを思い出した。
涙してしまった。

数年前のJOJOショック以来の少年漫画。
（あ、JOJOは転職後にはまっていたね。幸福感あった。
なので全巻ゆずってくれた先輩が会社を辞めるときに、
貴方のおかげで生きてます、って冗談めかして言った。）

魅力的な、または中二心がくすぐられる世界観とキャラクター、純粋なメッセージ。

実ほほかにも良いな、と思えるものはたくさんあったけど、
（音楽も。今年のフジロックは本当に楽しかった。ceroや岡村ちゃん、
何より林檎さんにきちんと出会えたのはとても良かった。）
強烈に焼き付いたものたち。

作品の世界感に没頭して熱中して頭と心がぎゅーっとなるのって、こんなに楽しかったっけ・・
何というか、少し前まで不感症になっていた心に刺激をもらった気がする。

このような快楽を得るにも、受け取る側のコンディションがとても大事、
ということが分かってきた気がするので、まだまだ課題はあるけれど、（部屋の掃除とか）
これからは辛くならないようにマイペースでやっていきたいものです。