えいガロン

欲望のあいまいな対象 [DVD]

欲望のあいまいな対象 [DVD]

毎度毎度面白い映画を見ることのできるいい授業だな〜
一見フツーの小悪魔系恋愛映画
だがしかし監督はダリと共同脚本でアヴァンギャルドの傑作映画を撮った人物(from先生)
シュルレアリスム的なひとつの仕掛けとして、ヒロインを二人の女優が演じわけている
この二人がどっちも美人(from先生)
フランス在住のスペイン人女性という設定だが、方や目がぱっちりでむっちりボディのいかにもエスパニョーラ、方や涼しい切れ長な目もとで線が細いすっきり系
そしてこの女(達)が小悪魔。
最初はあまりの小悪魔っぷりにときめきを感じるほどだったが、話が進むにつれそれが歪んだ愛情へとエスカレート
ついには男に殴られ鼻血を垂れ流しながらも「愛してくれ」と懇願
「モシータ」なのに・・すごすぎ
しかしどんなにキチガイじみた行動も、愛ゆえの欲望によるもの。
愛と狂気は紙一重、激しく言い争って、次の瞬間甘い言葉とキスで仲直り。
結局男と女は離れられない・・


最後のシーンは先生がカットしたため見られず。


二人の行く末が気になってかなり真剣に見てたらえらい疲れた
ヒロインのお母さんが可愛いの
「働くより教会の石畳にキスしてた方がまし」
働いてよ!
「二人には積もる話があるでしょうからこれで・・」
物わかり良すぎ!(外人だな〜)
そして男が差し出す金銭や差し入れには遠慮のかけらも見せず「Merci.」
んーナイス。