メガネデーに因んだ読み物

弟が、ものすごく必死な感じで何かを探していた。
そんなに必死になるなんて、とてつもない何かを無くしたのか、と思っていると、


「オレのメガネ知らない!!??」(焦&怒)




・・メガネかよ!




いやいやメガネは命の次に大事だよね。
おねいちゃんもメガニストだから良く分かるよ。
しかも君はコンタクトレンズを持っていないから、メガネを失った時の悲しみは私の比じゃないよね。


ものすごく素早い身のこなしで、隅々まで探している様子だったので放っといた。
暫くすると探し疲れて、裸眼のままインターネットの世界に帰っていった。




その後私がのんきにお昼を食べながら新聞を読んでいると、なんと弟の友人がやってきた。
ちょっと待て。
私、髪はぼさぼさ、ノーメイク、しかも寝間着なんですけど。
普段家にいる時のスタンダードだけど、楽を追求した格好なので家族以外の人、特に男性には絶対見られたくない。
来客があるんならその旨言っといてもらわないと、とても恥ずかしい。
私は非常に腹を立てた。




ので、なぜか体重計の上に落ちてた弟のメガネを発見したけど、すぐには教えてやらずに、後で絶対自然な形で見つかる場所に隠しました。
そしてゲームに興じる裸眼の弟とその友人がうるさい家から近所のドト−ルへ避難・・




どっちもひどい。
しかしメガネが見つからない苦しさを知りつつも助けない私の方がひどいと思った。
人としての何かが欠落してるとしか思えない。
弟の近眼が進行したこと山のごとしだよ。
すまなかったなぁ。




★メガネエピソードでメガネデーに向けて気持ちを盛り上げる★