いちねんまえにであったひと

先日、ある人と偶然に再会を果たした。
一年前にちょっとだけ一緒に遊んだ、彼氏のまぶだちのお友達。
駅の階段を登っていると、見覚えのある銀色のダウン・・
そんなの着てる人なんて滅多にいない。
あ!と思った瞬間、追いかけていた。
二度と会えないかもと思っていた人とのいきなりの再会に驚き興奮する私。
とは対照的に、私がいるのを分かってたように超自然体の彼女。
話を聞くと、ちょうどその前の日に一年前のことを思い出していたらしい。
偶然と言えば偶然だけど、第六感びんびんな彼女が言うとそう聞こえない。
運命的な匂いがする。


「じゃあ、また」
お決まりの一言で別れたが、また会えるだろうか?
会えるとしてそれがまた来年の二月だったら面白い。
どこかとんでもない所で出会っても、多分もう驚かない。
世界は繋がってる!