トーキョーワンダーサイト

荒川智則個展 presented by カオス*ラウンジ」
「わくわくSHIBUYA coordinated by 遠藤一郎」
トーキョーワンダーサイト渋谷




荒川智則


これは、ニコニコ生放送を見ないと作品を見れないのかな?


カオス*ラウンジが、いまいちよくわかっていません。
実は、「いわゆるおたく」な空気感をまとっているものはあまり得意ではありません。
それは過去の「おたくだった」自分と決別したいあまりに、なんですが。


これは作品を観た感想ではないですが、「おたく」というものにすごくネジレを感じる。
日本にとって、それはもう重要な産業、文化であるのは明白なのに、
まだ社会がそれを認めたがっていない側面があると思う。


私自身は、どちらでもない立場をとっているつもりですが、
そういう面があるのを完璧に否定はできない。
理性的に言えば、単に趣味じゃないだけなんだが。


でも、今きっと融合途中。いろいろなものと。
ますます無視できなくなる。




「わくわくSHIBUYA」


単体で観れば小さいひとつひとつの作品に、こめられた思いのなんたることか。
昨年、展示のときに自分が作品作りをしたときのことを思い出した。
お遊び同然のぺらい私を引き合いに出すのも申し訳ないけれど、
あの苦しみ、反芻、喜び、不安、ときめき、悔しさ、etcetc
が、それぞれにものすごい密度で詰まっているのだ。


未来はもっときっとカオス。
きっと四方八方いろいろな根が伸びて絡み合い、
いろんなところで交わり化学反応が起きまくるだろう。
それはもうすごいスピードで。