恒例・六本木詣で

小谷元彦展「幽体の知覚」@森美術館


小谷さんってこれ作ってた人だったんだ!!
記憶に残っている作品がちらほら・・
今回まとめていろいろな作品をみて、思った。
やばいぜ。


とにかくどの作品もずっと眺めていたくなる。
それほどディテールがよく造り込まれているということだと思う。
あるひとつの彫刻作品(それは一見「彫刻」には見えないかもしれない)を、
つぶさに観察すればするほど深い世界にいざなわれていく。
脳の働きが止まらなくなります。


特に気に入ったのは「インフェルノ」。
八角柱の空間の中に入ると、壁面に投影された滝の映像が鏡張りの天井と床に映り込んで・・
これは機会があったらもう一度体験したい!






G-tokyo@森アーツセンターギャラリー


行きたいなぁと思いつつなかなか行けてないギャラリー。
今回いろいろ垣間見れてよかった。
気になったギャラリーおよび作家を書き留めておく。


◆ギャラリーSIDE2
http://www.galleryside2.net/gallery/current/index.php
ロブ・プルーイット 美しい女性たち。
ムラタ有子 身近な雰囲気をかもし出す高度なペイント。


◆ケンジタキギャラリー
http://www.kenjitaki.com/
ルフレッド・ジャー
ライトボックスを使用した写真の展示。鏡も使用して凝っている。
写真のバックグラウンドも深くて、全方位OKな印象。
(誰にでも取れるわけではない覚悟が必要な写真)
(自称、写真家ではなくジャーナリストという情報あり)
ライトボックス面面と裏面で違う写真。
裏面の写真は壁に取り付けられた鏡で見る。
この展示方法・・やってみたい・・。
写真を光らせることに興味がある。


ワコウ・ワークス・オブ・アート
http://www.wako-art.jp/top.php
ウォルフガング・ティルマンス
言わずもがなな大御所だけど、本当に感動したのは今回が初かもしれない。
すごくミニマルな写真の構成だけで涙が出そうになるくらい美しい。
信じられない。


◆児玉画廊
http://www.kodamagallery.com/
貴志真生也 「見たことのないもの」を作り出す。
関口正浩 絵筆を使わずに絵画を制作する
八木修平 今までに見たことのないカオス
ギャラリーの方がひとりひとりの作家さんについて丁寧に解説してくれた。
手法にこだわる作家さんばかりの様に感じて、面白いなと思った。
作品が完成することはもとより、その過程も目的というような。


◆アラタニウラノ
http://www.arataniurano.com/
加藤泉 でかいー!好きだ。
ここ、高嶺格さんや横山裕一さんが・・


ボンベイサファイアが協賛してて、バーで無料サーヴィスが受けられました。
アートフェアの期間に行ったからかな。リッチ。