Taj Mahal

初めてタージ・マハルを知ったのは小学生の時。
教科書の口絵として写真が載っていた。
当時の担任がクラスの「キタジマ君」をもじった
「キ・タージマハール」
というギャグで給食中に爆笑を誘い、生徒に牛乳を吹かせようとしていたのが印象深い。
(今思えば子供と同じ目線でふざけたりはりあったりする良い先生だったなぁ)
まさか本物をこの目で見る日がこようとは・・


タージ・マハルへは車から電気式のバスに乗り換えて向かう。
排気ガスで白い大理石を汚さないためだそう。
すごく大切にされているのが分かり、気分が高まってくる。
そして正門をくぐるといよいよ正面に見えてくるタージ・マハル。
「うわぁー・・」とため息が自然に出てきて、その後何も考えられなくなる。
あまりに壮大で、あまりに白く、本当に綺麗な左右対称で、圧倒的な存在感。
すでに写真で見て知っている建物にこんなに感動しちゃうなんて!!


インドの街は人も車も建物も多いし汚いし、ごちゃっとしててとにかく余白がない。
そんな町並みと、このぴしっと白く美しく巨大な建造物との対比がおもしろい。
大きいと小さい、綺麗と汚い、整然と雑然。
そういうようなとこがこの国の魅力の一つなんだろうなと思う。


インド人も旅行者もみんなタージ・マハルの下でのんびりしてた。
家族で記念撮影をしたり、座って話し込んだり、タージを眺めたり・・
私もぼーっとしたり、裏手を流れるヤムナー川を眺めたり、写真をとったり・・
ゆったりとした時間が流れていてすごく気持ち良かった。
詰め込みツアーのリフレッシュタイム。


また行ってもいい、いや行きたいと思う観光地No.1!!