ウェス・アンダーソン

ウェス・アンダーソン大好きなんです。


きっかけは「ダージリン急行」。
戦場のピアニスト」以来エイドリアン・ブロディが好きで、
ブロディ出てる!+インドが舞台!=必見!!
の方程式により映画館で観たのですが、
これがまー本当に、心にひびく映画だったんです。
何だかすごく素敵に「人生」というものを描いている、
と思われるのですが、押しつけがましくなく、
暑苦しくなく、さほど臭くなく、さらりとした余裕と、
ユーモアたっぷりに、必要以上に急くことなく、
丁度よいテンポでたんたんと進んでゆく物語・・
こんな映画って、観たことない!っていう感動。


それ以来、大好きなんです。


映画週間(勝手に、自己的。)ということで、
これを機に未見の監督作品をコンプリートしてみました。








天才マックスの世界

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ああー、本当に、歯がゆさを、感じます!この物語の内容って!
でも、もうどうしようもない様に見えて、実は立派な成長物語。
むしろ、そこらの青春ものより、リアリティ超あります。
それ故エンディングの超ハッピーぷりが物語的すぎてうきますが、
またそれも良し。だってハッピーだから。
ところでこれは一種の、「キモかわいい」分野ですか??
ジェイソン・シュワルツマン、若い!!
そしてこれまたビル・マーレー!!(大好き)
どうしてこういう役が似合いすぎちゃうんだろう。








ライフ・アクアティック

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この映画は私の趣味にはまりまくる作品。なんといっても、
監督、ウェス・アンダーソン+主演、ビル・マーレー!!
最高すぎる。
ビル・マーレーは、ビル・マーレーすぎて、もう本当に、
ビル・マーレーで、本当に素晴らしい。
おじさんなのに、こんなにかわいい役者は他にいませんよ!
他のキャストは、オーウェン・ウィルソン(この人も良い味)、
そしてケイト・ブランシェットガラドリエル様)がさわやかで良い。
ダージリン急行」と同じく、観たあとほんのり幸せ感に満たされ、
明日もちょっと頑張ってみようかな、などと思わせてくれる映画。








「アンソニーのハッピー・モーテル」

どうしてこんな日本語タイトルになっちゃったんだろう?
モーテル、半分くらいしか出てこないし、
アンソニーは思いっきり「主役!」ってわけじゃないし・・
後の作品に比べてみたら、荒削りと言うのかわからないけど、
ウェス・アンダーソン初期の作品。
でも重要なシーンでのスローモーション長回しとか、
これぞウェス・アンダーソン!という片鱗は確認できます。
この話はもうとにかくヘンリー氏の食わせ者っぷりに感動しました。