ねずみで食いつなぐ気か

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア [DVD]

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア [DVD]

洋画というものに興味を持つきっかけになった映画。
VHSは持ってたけどもう観れないので、DVDをついに買っちゃいました。
ブラッド・ピットトム・クルーズキルスティン・ダンスト、となんとも豪華キャスト。
耽美なのにヒゲの塗りつぶしが甘く、耽美なのにラストシーンがロックで終わる映画。
今、改めて観るとつっこみたい場面も満載ですが、とにかくこの世界観には本当に引き込まれる。
原作があるんですが、ヴァンパイアを恐ろしい妖怪として描いていない物語。
例えば元・人間が故に人間の血によって生きる罪悪感を捨てきれなかったり、
幼くしてヴァンパイアになってしまったために姿は子供のまま精神だけが老成してゆく、
といった葛藤を登場人物が抱えているのが特徴。
萩尾望都の「ポーの一族」に通ずる部分もあると思うんです。
さておきキルスティン・ダンストが超かわいいよ。ザ・子役時代!
そしてこんなにブラピのえらが気になってしまう映画もないでしょう。
ともかく良し悪しを別にしても私の中では別格の映画。