右も左も分からない

Air Indiaの飛行機は、窓の部分にイスラム建築風の模様が描いてあってかなりカワユス。
でも添乗員は無愛想。有無を言わさず不味い和食風機内食を押し付けられた。
(献立は「Sawara Yuwan Saki」と「Wahe Kame Gohan」。「さわら幽庵焼」と「わかめご飯」・・パン付き。ワラタ。)


ああ、海外旅行に出たんだ・・
飛行機は雷雲に突入。
「龍の巣だ!」
パズー・・


インディラ・ガンディー国際空港に到着したのは19時すぎ。思ったより綺麗でちょっと安心。
入国審査と両替えで足留めくらい、空港を出たのはもう21時前。
私達より先に私達を見つけたガイドさんを疑いまくる。笑顔で会話しながら。
なぜなら先に声をかけてきたから・・そしてホテルまでの道があまりに暗くて遠かったから・・
名前を知っているのもどこかから情報を得たためじゃない?この暗い道は本当にホテルに続いてるの?
なんかあっちこっちぐるぐるまわってるし、市街地に向かってるにしては暗すぎない?
どっか郊外のあばら屋に無理矢理連れてかれて、身ぐるみ剥がされたあげく性的暴力を受けるのでは・・
そんな飛躍しすぎな妄想・・今思えば身構えすぎ。脅えすぎ。ちゃんと本物だった。
インドの夜は暗いし、空港は市内から結構遠いし、車は結構一方通行があるみたい。


自分の心配性と小心を、改めて実感するインド初日であった。
(ホテルでは蚊に脅えすぎて何度も目が覚めた。実際一匹もいなかったのに・・)